⏱更新日2021年08月17日
こんにちは!町之助です(・ω・)ノ
今回は、
「米国株の『ロク』について知りたい」
「『ロク』に投資しようかな?」
こういった疑問を持っている方に向けて話して行こうと思います。
目次
『ロク』ってどんな会社?
『ロク』はアメリカのカリフォルニア州サンノゼの南西にあるロスガトスに会社を持ち、テレビのストリーミングプラットフォームを提供している会社です。
提供しているサービスは主に2つあります。
1.『ロク』専用のストリーミング端末の販売ビジネス
2.無料チャンネルでCMを出すことによる広告収入ビジネス
流れに沿ってそれぞれ解説していきます。
1.『ロク』専用のストリーミング端末の販売ビジネス
まず前提として、アメリカの広大な土地では日本のように電波環境が良くありません。
なので今まではケーブルテレビ会社と契約して放送を楽しんでいましたが、YoutubeやNetflixなどの動画コンテンツをメインとした会社の参入によってケーブルテレビ会社の需要が薄れ衰退しているのがアメリカの現状にあります。
そこで、『ロク』では専用のストリーミング端末の販売し、Wi-Fiを用いれば誰でも動画コンテンツを視聴可能出来るようにしました。

2.無料チャンネルでCMを出すことによる広告収入ビジネス
『ロク』では視聴できる3,000以上のチャンネルを視聴することが出来ます。
無料で視聴できるチャンネルもあれば、有料で視聴できるチャンネルもあります。
『ロク』は無料チャンネルにCMを挟むことで広告収入を得ています。
ティッカーシンボルは【ROKU】。
配当はありませんので値上がり益を期待する銘柄になります。
『ロク』の売上
下の画像は損益計算書の一部です。

赤い枠で囲っている所は開発費や人件費を総収入から引いた数字です。
四半期毎に数字が大きくなっているのが分かります。
また、下の画像を見てもらえれば分かりますが年一毎でも売り上げの数字が右肩上がりになっています。

競合他社・顧客数
競合他社となり得るのは、Googleの『Google Chromecast』、Appleの『Apple TV』、Amazonの『Amazon Fire TV』と、GAFAMと呼ばれる米国のビッグIT企業達です。
流石にGAFAMには勝てないかと思いきやアクティブユーザー数はGAFAMに負けておらずシェア率では1位を維持しています。
『ロク』のアクティブユーザー数4,300万人に対し、2020年の2月にAmazonのアクティブユーザー数が4,000万人に到達しているため、テレビのストリーミング業界では『ロク』とAmazonの2強と今の段階ではなっています。
最近の四半期決算
それでは『ロク』の最近の四半期決算を見てみましょう。

赤い枠で囲まれたところが最近の決算結果となります。
EPS予想-0.1259ドルに対し、0.52ドル。
売上高予想618.81ミリオンに対し、645.12ミリオン。
しっかり予想を超えています。
『ロク』はIPOしてから決算をミスしたことがないレアな会社なので、決算が良い限りずっと持ち続ける長期株にオススメです。
最後に
今回は米国株の『ロク』について話して行きました。
『ロク』は未だアメリカだけで運営されており、これから世界進出に期待出来る会社です。
ストリーミング端末の値段も40ドルとそれほど高いわけでは無く、日本でも使えるようですが見られる番組が限られている為、日本での実用性は今の所あまり無いので今後に期待です。
株価もIPOして三年経っていますが既に8倍近い株価になっており、まだまだ株価の上昇も見込めるかと思います。
以上になります。
参考になれれば嬉しいです。
ではまた(・ω・)ノ
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町之介(投資歴1年)@(主に)米国株投資さん (@Machinosukekabu) / Twitter
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